津軽の職人
─津軽塗─
わが国最北端の伝統漆器
50もの工程
多彩な技術と、美しい紋様
小林 正知 Masakazu Kobayashi
昭和61年生まれ
2011年 津軽塗職人 今 年人に師事
2015年 経済産業省 The Wonder500に「ミルフィーユ細箸」が認定
同年 「平成27年度津軽塗秀作展」最優良賞受賞
時代とともに現れゆく、新しい素材やアイテムとのコラボレーションを盛んに行う。
津軽塗の可能性を拡げ、素材の新たな表情を引き出すこと。
それは「常に新しい事に興味を持ち、チャレンジし、発信する」という、
私のコンセプトの発露である。
これは、津軽塗がいつの時代にも皆様とともにあり、幸せと心の豊かさを与えるもので
あり続けるための使命ともいえる。
【ひねり塗】紋様の基礎を作ることを仕掛けと呼び、これによって凹凸が生まれる。
仕掛けによる紋漆の凸模様を基本として塗膜面に現れる模様を「ひねり模様」といい、
ひねり模様を主体にして仕上げられた漆器類を「ひねり塗」と呼んでいる。
この「ひねり塗」の商品は津軽地方でも大変少なく、希少価値があり、小林漆器が手掛ける
小林正知の細箸はThe Wonder500にも認められる。https://thewonder500.com
津軽塗(ひねり) ランチョンマット・ワイングラス・細箸
冬のイメージカラー「水墨」
津軽塗(ひねり) 八角ランチョンマット
秋のイメージカラー「夕空」
津軽塗(ひねり) お盆・ワイングラス・極細箸
─ねぷた─
神に祈る祭り
夏騒ぐ津軽の血
やーやーどー
中川 俊一 Syunichi Nakagawa
弘前ねぷたまつり参加団体「必殺ねぷた人」三代目棟梁
弘前大学大学員地域社会研究科客員研究員
本名三浦俊一
1977年、弘前市生まれ。幼少時より人形ねぷた制作の技法を学ぶ。
1997年より現在まで、上記団体の棟梁として人形ねぷたの制作を指揮。
同時に、人形ねぷたの技術を応用して間接照明やワイヤークラフトの制作を行う。
近年では、新宿伊勢丹や銀座・和光など、ショーウィンドウのオブジェ制作も手掛ける。
弘前ねぷたの一部を使用し、製作した間接照明
Boyon Boyon
触れるとボヨンボヨンと揺れます。
火花が飛ぶ
350年の歴史を受け継ぐ
叩いて叩きぬく技
吉澤 剛 Gou Yoshizawa
昭和61年 青森県の城下町、弘前市で代々続く鍛冶屋の家系に生を受ける。
受け継いだ鍛冶の技術、伝統と歴史、そして職人としての想いを守る為、
8代目として有限会社二唐刃物鍛造所に入社。
現在は一流の刃物職人を目指す傍ら、青森県内の日本刀製作の技術を守る為に
平成26年刀匠に弟子入りし、刀匠としても修行中である。
二唐刃物鍛造所HP http://www.nigara.jp/
フルーツナイフ(上)
チーズナイフ(下)
そろう目
繰り返す「糸こき」
布と糸のコントラスト
角舘 徳子 Noriko Kakutate
1987 新潟県佐渡市生まれ
1988 岩手県沿岸にて育つ
2009 弘前大学在学中卒業研究の折、こぎん刺しと出会う
2010 同大学卒業後、弘前こぎん研究所へ入社
その後独立し、草木での染織を始める
青森県を中心に展示会やフェアに多数参加
2014 渋谷ヒカリエにて津軽若手工芸家メンバーと展示会を行う
藩政時代、稲作が中心である津軽地方の農民衣として誕生。
麻布の目を1、3、5…と奇数で数え、幾何学模様を形成する刺し子の一種である。
その時代、藍で染められた麻のみを着用とされた倹約令が出され、極寒の冬を乗り越 えるため、
当初は麻布を麻の糸で刺し綴り、布を厚くし、暖をとったと言う。
そののち僅かながら綿が出回り、麻糸にとって換えられた。
時の経過により、ただ布を糸で刺し綴るだけでなく、模様が出現し、
それは津軽の農婦たちによって競われ、深い雪に閉ざされた冬の時間と彼女たちの美意識により、
こぎんはさらに複雑に美しく発展し、今日の津軽の代表的な工芸品となった。
角舘徳子HP http://ruikisaragi928.wix.com/kakudatenoriko
「夕空」「晩秋」「水墨」をイメージしたテーブルランナー・コースター
─津軽のガラス─
NOBASI(伸展法)
光の向こうに見える世界
金 瑠璃 赤…
間山 ふみこ Fumiko Mayama
photo CHIYOYA Hiromitsu
「 Art&Craft by GLASS 25th MOON 」
青森市出身、在住。
秋田公立美術工芸短期大学 (1998 )
京都造形芸術大学 (2003 )、 卒業。
器は主に伸展法(ガラスを伸ばしてつくる)を用いて制作。
器・アクセサリーインテパーツなどガラスを素材とした ものを
いろいろな技法で制作している。
冬景色のお皿(脚付き)
FUYUBAEシリーズ「雪明り」
ぐらぐらす
─津軽の陶芸─
空から深海まで
感じ、 詠み、
創り出す
坂本 羊子 Youko Sakamoto
蓋物 小鳥と岩木山の風景「秋」
蓋物 小鳥と岩木山の風景「冬」
箸置き 岩木山の横顔「秋」と「冬」
─あけび蔓 × こぎん刺し─
岩木山の麓
編む手
刺す手
二人の形
本間 亮子 Ryouko Honma
×
大高 眞知子 Machiko Ootaka
「秋」「冬」のカラーバリエーション
がま口&手鏡
青森ヒバのカッテイングボード・岩木山スタンド付き
こちらの商品を製作していただいております。
・有限会社 こぎん研究所
http://aomori-presents.jp/creator/narita_teiji.html
・有限会社 木村木品製作所